繰り返し水平荷重載荷経験をもつ鉄筋コンクリートフレーム梁の時間依存挙動
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概要
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梁降伏型に設計した鉄筋コンクリートフレームについて、一定鉛直荷重下で正負繰返し水平荷重をうけたときの梁の鉛直たわみの増加現象を把握すると共に、水平荷重除荷後においてこのたわみの長期にわたる時間依存変化を解析的かつ実験的に明らかにしたものである。まずこのような梁の挙動を予測するための解析法を示し、そのあとに実験的研究を報告している。実験で扱った試験体は8体で、水平荷重の有無、梁の主筋量の大小、および梁端部、中央主筋量比のちがいによって長期にわたる梁の時間依存変形がどのようになるかを調べ、その変化状況を上記解析法で予測できることを示している。
- 一般社団法人日本建築学会の論文