1066 若材齢時の高強度モルタルにおける引張クリープおよび引張リラクセーションに関する実験(収縮・クリープ)

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概要

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コンクリート構造物の収縮ひび割れを制御することは社会的に重要である。現在,その収縮応力予測には,引張クリープ特性が適用されている。しかし,応力を考える観点からは,応力緩和となる引張リラクセーション特性を考えるのが合理的である。そこで,本研究は,収縮応力予測のさらなる合理化のため,若材齢における高強度モルタルについて,拘束応力を一定に作用させた引張クリープ試験および自由収縮歪量の変化を一定に制御した引張リラクセーション試験を実施し,両者の表裏一体性を検討した。その結果,載荷開始後,短時間で大きな応力緩和が現れ,本研究の範囲内では両者の間に表裏一体性は見らなかった。
公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
2008-07-30

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