1253 レジンコンクリートの硬化収縮のモデル化(特殊コンクリート)
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概要
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レジンコンクリートの硬化過程に生じる収縮挙動を予測するモデルの構築を試みた。重合反応の温度依存性を考慮して,発熱反応と収縮反応の反応速度を基準温度における基準反応速度項とアレニウス則に基づく温度依存項の積で表現した。打込み温度を変化させ断熱環境下で温度上昇と収縮ひずみの経時変化を測定したところ,発熱量と収縮量の終局値に温度依存性が認められたため,それぞれの終局値を反応速度の最大値との関係でモデル化した。結果として,提案するモデルを用いてレジンコンクリートの発熱挙動と収縮挙動を同時に再現することができた。
- 公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
- 2006-07-30
著者
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日比野 誠
長岡技術科学大学 環境・設計系
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日比野 誠
九州工業大学工学部建設社会工学科
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日比野 誠
九州工業大学
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日比野 誠
東京大学大学院課程工学系研究科社会基盤工学専攻
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松尾 一四
九州工業大学大学院建設社会工学専攻
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