1216 養生条件および試験時の温度がレジンコンクリートの力学的特性に及ぼす影響(ポリマーコンクリート)
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概要
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レジンコンクリートは,セメントコンクリートと比較して高い強度と耐腐食性を有しており,その特長を生かし,腐食環境下での適用が期待される,一方で,樹脂の温度依存性に起因して高温環境下ではその力学的性質が低下するという欠点を有している。本研究では,養生温度と養生時間を変化させ樹脂の縮重合反応を制御すること,および新たな樹脂を用いて温度依存性の改善を検討した。その結果,製造時の養生温度と養生時間を増加させ縮重合反応を促進することにより,イソフタル酸不飽和ポリエステル樹脂では若干温度依存性の改善が図れた。樹脂ではビスフェノール系不飽和ポリエステル樹脂に高い耐熱性が確認できた。
- 公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
- 2004-06-25
著者
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日比野 誠
長岡技術科学大学 環境・設計系
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日比野 誠
九州工業大学工学部建設社会工学科
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日比野 誠
九州工業大学
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松下 博
(株)アソウレジコン
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日比野 誠
東京大学大学院課程工学系研究科社会基盤工学専攻
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松下 博
(株)アソウレジコン技術部
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松尾 一四
九州工業大学大学院建設社会工学専攻
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森原 寛晃
(株)アソウレジコン技術部
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