1097 鋼橋床版の温度応力解析における膨張材効果の評価方法に関する一考察(物性一般)
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概要
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膨張材を用いたコンクリートは,単位体積あたりのコンクリートの膨張が拘束体になす仕事量が一定であるという性質を有する。そして,膨張コンクリートを用いた構造物は仕事量一定の概念を適用することにより膨張分布,および,ケミカルプレストレスが精度良く推定できることが知られている。本研究では膨張コンクリートを用いた鋼橋床版を対象とした温度応力解析に対し,膨張材の効果を評価する幾つかの方法について検討を行い,解析結果と仕事量一定則に基づいた計算結果との比較によりその妥当性を検証した。
- 公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
- 2004-06-25
著者
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塩永 亮介
(社)日本橋梁建設協会 床版研究委員会
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高瀬 和男
(社)日本橋梁建設協会
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内田 大介
(社)日本橋梁建設協会床版研究委員会
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塩永 亮介
(社)日本橋梁建設協会床版研究委員会
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坂根 秀和
(社)日本橋梁建設協会床版研究委員会
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高瀬 和男
駒井鉄工(株)富津工場
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