2024 微細空隙構造と内部水分状態に立脚したコンクリートの時間依存変形モデル(構成則)
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概要
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セメント硬化体の微細空隙構造とその水分形態に関する熱力学情報を直接用いて,巨視的に観察される時間依存変形を記述する材料モデルの構築を行った.セメントペースト中の水分を,毛細管,ゲル空隙,及び層間空隙内に存在する成分に分離し,各々に起因する可逆・不可逆変形成分を区別してモデル化することで,水和-湿潤・乾燥-外力の任意の組み合わせ下における収縮・クリープ現象を予測する枠組みを提案した.
- 公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
- 2003-07-01
著者
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