2215 ダム仮締切工事における水中不分離性マスコンクリートの施工(施工)
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概要
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ダム仮締切の構造は,ボックス型鋼矢板と中詰コンクリートを一体化させて湖水を半円形に締切るものであり,仮締切底部に止水や揚圧力対策を兼ねた将来構造物の基礎として,台座コンクリートを水中不分離性コンクリートにより施工した。台座コンクリートはマスコンクリートとなることから,温度ひび割れや凝結時の熱膨張の影響が懸念されたため,事前の試験練りや温度応力解析による材料および配合の選定と,液体窒素によるプレクーリングを実施した。また,構造物におけるコンクリート温度および鋼矢板のひずみ等による計測施工を行った。本稿では一連の検討結果や施工結果について取りまとめた。
- 公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
- 2001-06-08
著者
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金谷 文昭
東洋建設(株) 東北支店 奥只見作業所
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綱川 浩太
電源開発(株) 奥只見・大鳥増設建設所
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田中 久人
鹿島建設(株) 北陸支店 奥只見発電所増設工事事務所 工事課
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中村 亮太
東洋建設(株)鳴尾研究所
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綱川 浩太
電源開発(株)奥只見・大鳥増設建設所
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中村 亮太
東洋建設(株)大阪本店神戸営業所
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田中 久人
鹿島建設(株)北陸支店奥只見発電所増設工事事務所
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中村 亮太
東洋建設(株)総合技術研究所美浦研究所
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