2153 硫黄・高炉スラグ固化体の基礎物性に関する実験的研究(物性一般)
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概要
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コンクリート工学の分野においても地球環境に優しい建設材料の利用,資源のリサイクル化,省エネルギー等に関する様々な検討がなされている。そこで,骨材として産業副産物である高炉スラグとフライアッシュを用い,固化剤としてセメントの代わりに硫黄を利用した新材料である硫黄高炉スラグ固化体(以下SSCと呼ぶ)を提案する。このSSCは,セメントの水和反応ではなく硫黄の冷却固化により強度を発揮するため養生期間が不要であるといった優れた特徴を持ち,また高強度も期待できる。本研究ではSSCの実用化に向けて,まずSSCの力学特性に注目して種々の材料実験を行うことにより基礎物性を明らかにし,またはりの載荷試験を行い,部材としての挙動を検討した。
- 公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
- 2001-06-08
著者
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杉浦 邦征
京都大学大学院 都市環境工学専攻
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秋山 正成
日石三菱 (株) 技術開発部
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福井 英人
京都大学大学院 工学研究科土木システム工学専攻
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小野 紘一
京都大学大学院工学研究科土木システム専攻
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杉浦 邦征
京都大学大学院工学研究科土木システム工学専攻
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秋山 正成
日石三菱(株)技術開発部
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