2079 環境負荷低減型セメントを使用したコンクリートのフレッシュ時の性状と強度(強度・力学的性質)
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概要
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都市型総合廃棄物や下水汚泥を主原料とする環境負荷低減型セメントは鉱物組成や粉末度など普通ボルトランドセメントと異なる点がある。本研究では,同セメントを使用したコンクリートのフレッシュ時の性状ならびに硬化後の強度発現性状について検討を行った。その結果,目標塩化物イオン量500ppm以上の場合,フレッシュ時の塩化物量,ブリーディング量は普通セメントとほぼ同等であった。圧縮強度は材齢4週で普通セメントの90%前後であったが,13週では普通セメントの80%前後であった。なお,乾燥収縮率は水セメント比に関わらずほぼ普通セメントと同程度であった。
- 公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
- 2000-06-01
著者
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桝田 佳寛
宇都宮大学
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棚野 博之
建設省建築研究所
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阿部 道彦
建設省建築研究所
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田中 敏嗣
太平洋セメント
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棚野 博之
建築研
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棚野 博之
建設省建築研究所第二研究部
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棚野 博之
コンクリート試験方法jis原案作成委員会
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田中 敏嗣
太平洋セメント(株)研究本部佐倉研究所エコセメントグループ
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