パラジウム電極間アークの電圧電流特性測定 : 開離電極を使用する方法による
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概要
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スイッチングアークの電圧電流を計算するとき,アーク電圧と電極間距離及びアーク電流の関係を表すアーク電圧電流特性が必要である.パラジウム電極のアーク電圧電流特性は,C. E. GuyeとL. Zebrikoffの研究論文に電極間距離0〜2 mm,アーク電流3〜15 Aにおける測定値が残されている[1].しかし,誘導性回路のスイッチングアークを計算するには2 mm以上,3 A以下の範囲のアーク電圧電流特性が必要である.今回,パラジウム電極のアーク電圧電流特性を,電極間距離0.1〜10 mm,アーク電流5 A以下の範囲で測定した.この測定結果とGuye, Zebrikoffの測定結果は,共通する範囲(0.1〜2 mm, 3〜5 A)においてよく合っている.
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 2012-12-14
著者
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