炭素電極開離アークの電圧電流特性式 : 新しく提案した特性式とエアトン式の比較
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概要
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炭素電極アークの電圧電流特性については、エアトン夫人の研究が有名であり、その成果であるエアトン式がよく知られている。しかしながら、この特性式は、間隙1mm以上の静止電極、2A以上の安定したアーク電流での測定結果に基づくもの、となっている。したがって筆者は、エアトン式をそのまま開離アークに適用できるかどうかは不明であると考え、独自に固定間隙1mm以下、5Aから減衰する電流による測定結果に基づいて炭素アーク電圧電流式を作成し、すでに報告した。今回、直流10V、5mH、の誘導性回路で、閉成時電流5A以下を遮断する際のアーク電圧と電流を、筆者の提案式とエアトン式の両方で計算し、実測値と比較した。その比較結果を報告する。
- 2008-01-18
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