擬巡回符号から構成されるLDPC畳込み符号の重み分布計算について(誤り訂正符号,一般)

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概要

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LDPC畳込み符号の構成法のーつとして,擬巡回符号に基づいて設計されるLDPC畳込み符号がTannerらによって与えられている.本稿では,擬巡回符号から構成されるLDPC畳込み符号の重み分布を効率的に計算する方法を提案する.提案手法では,重み分布の計算対象とするLDPC畳込み符号の検査行列から,等価な距離構造を有するメモリサイズの小さな検査行列に変換する.その検査行列に前方・後方木探索アルゴリズムを適用することにより,LDPC畳込み符号の重み分布を効率的に計算する.さらに,提案手法をメモリサイズ約130のLDPC畳込み符号に適用した数値実験結果を示す.
一般社団法人電子情報通信学会の論文
2012-09-20

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