情報発見におけるポジティブおよびネガティブな感情の分類と認知メカニズムの考察
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概要
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画像認識課題において,画像を認識するのに役立つ情報を発見したときの反応にはいくつかの種類がある.新たな情報を獲得したときには,嬉しい,あるいは楽しいというようなポジティブな反応が見られることがあり,特にその強度が高い場合をアハ体験と呼ぶ.一方で,「これはすでに知っていたことである」というがっかり感や,「もっと早く気づくことができなかったのか」という悔しさ,ときには,「まんまと騙された」というような,「してやられた感」など,ネガティブな反応も見られた.すなわち,情報を見つけることが必ずしもポジティブな感情をもたらすとは限らないことを見出した.そこで,情報発見に伴って誘引され得る感情の分類を試み,その背後にある認知メカニズムを考察する.
- 2014-01-08
著者
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