相談援助実習における実習教育スーパービジョンの現状と課題
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本研究は, 相談援助実習の巡回指導における実習教育スーパービジョンの内容とその課題を明らかにすることを目的としている. 巡回指導における複数回の実習教育スーパービジョンにおいて, それぞれの回で取り上げるべき実習教育スーパービジョン項目があることを仮説とし, 各回の実習教育スーパービジョンの項目を明らかにするための調査を行った. 分析方法は, 新カリキュラム初年度に本学通信教育課程の教員が作成した 『巡回指導ガイドライン』 の分類枠組みを作業仮説とした逐語データの分析である.その結果, (1)それぞれの回の巡回指導を構成する実習教育スーパービジョン項目の位置づけ, (2)実習生の語りから実習教育スーパービジョンの手がかりを得ることの有用性, (3)実習教育スーパービジョンにおける 「実習記録」 活用の有用性が明らかになった.
- 2013-09-30
著者
-
杉本 浩章
日本福祉大学 社会福祉実習教育研究センター
-
三宅 亜希子
日本福祉大学非常勤
-
小沼 聖治
日本福祉大学社会福祉実習教育研究センター
-
佐藤 光市
日本福祉大学非常勤
-
小松尾 京子
日本福祉大学福祉経営学部(通信教育)
-
田中 和彦
日本福祉大学福祉経営学部(通信教育)
-
小松尾 京子
日本福祉大学福祉経営学部 (通信教育)
関連論文
- 緩和ケア用MDS-PC日本語版の信頼性と有用性
- 在宅死亡患者割合に関連する因子の研究--全国訪問看護ステーション調査
- 我思う、ゆえに…
- 特別養護老人ホーム入所待機者の実態に関する調査
- 特別養護老人ホームにおける終末期ケアの現状と課題
- 世帯の経済水準による終末期ケア格差--在宅療養高齢者を対象とした全国調査から
- 世帯の経済水準による終末期ケア格差 : 在宅療養高齢者を対象とした全国調査から
- 相談援助実習における実習教育スーパービジョンの現状と課題
- アセスメントプロセスにおける若手PSWの困難さ : 研修の方向性の模索