OFDMタイプのスペクトル拡散型電子透かし(異種メディア融合,コンテンツ処理,メディア検索,電子透かし,一般)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
従来のスペクトル拡散型電子透かしでは,ランダム系列を用いて透かし情報を拡散していた.しかし,系列間の干渉の影響を考慮して検出をするために,複雑な処理が必要であった.本稿では,ディジタルコンテンツを雑音通信路とみなして,透かし情報をOFDM通信技術で用いられるような直交する搬送波(系列)を用いて送信する(埋め込む)方式を提案する.その結果,干渉成分を除去する処理が不要となり,さらに高速アルゴリズムを利用できるため,埋め込みと検出に要する計算量を劇的に抑えることが可能となった.また,埋め込みの際にコンテンツから生じる干渉成分を効果的に除去することで,ブラインド検出において画質対攻撃耐性を向上させた.
- 2012-11-09
著者
-
森井 昌克
神戸大学大学院工学研究科
-
栗林 稔
神戸大学大学院工学研究科電気電子工学専攻
-
栗林 稔
神戸大学工学部電気電子工学科
-
森井 昌克
神戸大 大学院工学研究科
-
栗林 稔
神戸大学大学院工学研究科
-
八家 匡希
神戸大学大学院工学研究科
-
森井 昌克
神戸大学大学院 工学研究科
関連論文
- IPパケットからのWEP鍵導出法の高速化 (情報理論)
- WPA-TKIPにおけるメッセージ改ざん攻撃による現実的な被害に関する考察 (情報セキュリティ)
- サーバ情報漏えいに耐性のあるワンタイムパスワード方式の実装と評価 (情報通信システムセキュリティ)
- サーバ情報漏えいに耐性のあるワンタイムパスワード方式の実装と評価 (インターネットアーキテクチャ)
- WPA-TKIPにおけるメッセージ改ざん攻撃の高速化(情報セキュリティ,ライフログ活用技術,ライフインテリジェンス,オフィス情報システム,一般)
- パリティ検査式を動的に構成する高速相関攻撃の解析(情報通信基礎サブソサイエティ合同研究会)
- ストリーム暗号特有の等価鍵を用いた鍵回復攻撃
- カラー多重化QRコードの改良と評価 (ライフインテリジェンスとオフィス情報システム)
- WPA-TKIPの実装におけるQoSパケット処理の脆弱性を利用した偽造攻撃--大部分のWPA-TKIPの実装は偽造攻撃を防げない (情報セキュリティ)
- WPA-TKIPの実装におけるQoSパケット処理の脆弱性を利用した偽造攻撃--大部分のWPA-TKIPの実装は偽造攻撃を防げない (情報処理)