MR画像からの心臓形状構築システムの改良と力学シミュレーションへの利用

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概要

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心疾患の診断・治療に、コンピュータモデルの利用が盛んに行われている。モデルの作成には、患者の心臓に関する形状等の情報の取得が必須である。我々はMR画像から心臓の形状を半自動で抽出するシステムを開発してきた。しかし、従来のシステムはキーボードでの操作が主体の使いにくいものであり、また、熟練したユーザーによる細かい設定を必要としていた。今回、システムのGUIを一新し、また、処理の自動化を促進して、一般ユーザーの利用を容易にした。また、我々のシステムを利用して、心不全患者の心臓形状モデルを作成し、心機能の力学モデルシミュレーションを行い、心不全の治療デバイスである矯正ネットの治療効果を評価した。
2012-10-04

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