急速眼球運動対応の視線検出Vision Chipの速度仕様(インタラクティブシステム・画像入力デバイス・方式,バイオメトリクス,及び一般)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
視線検出は,眼球運動を観測することで行われ,この技術を応用すると新たなヒューマンインタフェースとして活用できるのではないかと注目されている.人間の眼球には急速眼球運動(サッケード)と呼ばれる運動があり,これを利用した新式のインタフェースも期待されているが,この運動をリアルタイムに捉えるには従来の視線検出システムでは困難であった.そこで,著者らは高速に撮影・画像処理が可能なVision Chipを用いることで急速眼球運動も捉えることができる視線検出システムの開発を行ってきが,この運動を捉えるために必要なフレームレートの検討がほとんど行われてこなかった.本稿では,急速眼球運動を捉えるために必要なフレームレートの検討のために調査した,急速眼球運動による眼球の移動距離と速度の関係性について述べる.
- 2013-06-17
著者
関連論文
- 高速カメラとFPGAを用いた汎用列並列処理構成Vision Chipエミュレータ(高機能イメージセンサとその応用)
- 電子工作を題材とした「ものづくり教育」の実践に関する研究(ユビキタス学習環境/一般)
- 擬似的不規則画素配置によるジャギー解消効果の評価指標(インタラクティブシステム・画像入力デバイス・方式,及び一般)
- オプティカルフロー演算機能をもつ列並列処理構成Vision Chip(マルチメディア情報入力及び処理方式および一般)
- 急速眼球運動対応の視線検出Vision Chipの速度仕様(インタラクティブシステム・画像入力デバイス・方式,バイオメトリクス,及び一般)