スループット予測による経路選択を用いたOpenFlow環境でのMPTCP転送
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概要
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ネットワークのスループットを向上させる手法としてマルチパス転送がある.Software-DefinedNetwork(SDN) 環境ではプログラムによって自由に経路選択が可能であるため,これまでのネットワーク環境よりも Multipath TCP(MPTCP) 転送をより容易に実現することができる。しかし,自由に経路選択が可能であることはより効果的な経路選択が可能となる反面,膨大な経路の中から適切な転送経路の選択が必要となり,そのための手法が重要となる.本研究では,マルチパスの経路を選択する際の指標としてスループット予測を用いる MPTCP 転送を提案する.スループット予測を用いることで複数の経路の中からスループットが最大になるであろう経路を選択することができ,スループットが向上する.また,OpenFlow を用いて提案手法を実装し,動作検証を行った.
- 2013-11-26
著者
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加藤 和彦
筑波大学システム情報工学研究科
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Hirotake Abe
Cybermedia Center Osaka University
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阿部 洋丈
大阪大学
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阿部 洋丈
筑波大学システム情報系
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前田 達憲
筑波大学システム情報工学研究科
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