光空間トランジスタの発明(光部品・電子デバイス実装技術・信頼性,及び一般)
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概要
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2010年,香川大学の岡本研正教授は,Si接合型トランジスタチップにLED光を照射して光起電力効果を調べる研究を行っているうちに,LEDとSiフォトダイオード(Si-PD)を密着させることでトランジスタと全く同様の増幅作用を示すデバイスが実現できることを発見した。教授はこのような新増幅デバイスをダイスター(distar)と命名した。その後教授は,LEDとSi-PDの距離を10cm程度離しても増幅作用が失われないことを発見し,このようなLED/PDシステムを「光空間トランジスタ」と名付けた。本研究ではこのような光空間トランジスタとその特性について述べる。
- 2012-08-16
著者
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岡本 研正
大学教育開発センター調査研究部
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岡本 研正
香川大学大学院 工学研究科
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細川 浩司
大阪大学大学院工学研究科
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渡辺 健人
香川大学工学部電子情報工学科
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藤田 順一
香川大学
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藤田 順一
香川大学大学院工学研究科
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渡辺 健人
香川大学大学院工学研究科
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細川 浩司
香川大学大学院工学研究科
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