準天頂衛星LEX信号の強度評価(航法・交通管制及び一般)
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概要
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準天頂衛星システム(QZSS)から放送される信号のうち,LEX信号は,1278.75MHz(E6帯)で放送されている実験用信号であり,LEX補強信号を用いたセンチメータ級の測位精度の実現が期待される.本報告では,自社開発したリアルタイムLEXソフトウェア受信機並びにE6帯が受信可能な3種類のアンテナを用いてLEX信号の復調実験を行った旨を報告する.また復調の結果に基づき,QZSSの仰角に対するC/N_0の関係についても検討を行った.実験に続き,LEX信号の強度に関する数値解析を行った.レイリー分布とライス分布を用いた解析により,LEX信号のフレームエラーが発生するC/N_0を体系的に求め,実験によって得られたデータとの整合性を確認した.
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 2012-07-20
著者
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前田 裕昭
(株)東芝 小向工場
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前田 裕昭
(株)東芝小向工場宇宙機技術部
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谷島 潔
ライトハウステクノロジー・アンド・コンサルティング株式会社
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前田 裕昭
ライトハウステクノロジー・アンド・コンサルティング株式会社
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