マツタケ胞子分離により得られた菌糸体の特性
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概要
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マツタケ子実体に形成された担子胞子を回収し,希釈平板法による胞子分離を実施した。胞子発芽率は,0.028%と極めて低く,菌叢の形成まで多くは100日以上を要し,分離された各菌株の菌糸伸長速度にも差異がみられた。これら胞子分離菌株は,全て複核菌糸体であることがわかり,遺伝特性解析の結果,二核性胞子由来である可能性が示された。
- 東北森林科学会の論文
- 2004-09-30
著者
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