ツキノワグマによるスギ剥皮害防止の可能性
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概要
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山形県内では,ツキノワグマによるスギ立木の剥皮害が,県南部を中心に奥地林で局所的に発生している。その防除のためヤシマレントないしトウガラシチンキを塗布する方法と荒縄をスギの根際に巻く方法の効果試験を行なった。忌避剤塗布,荒縄巻きともに効果が認められたが,忌避剤塗布の場合,コスト軽減のための塗布法の考案が必要と考えられた。
- 東北森林科学会の論文
- 1998-02-25
著者
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