マツノマダラカミキリの適期防除と被害林分の更新方法(<特集>東北におけるマツ枯れの現状と対策)
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概要
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アメダス情報を温度変換目数法にあてはめてマツノマダラカミキリの羽化脱出日を予測したメッシュ図は,実際の初発目と差が無く適期防除の実用的な指標となった。海岸林のマツ材線虫病激害跡地は枯損したマツの高木性の代償植生が無いため,高木性広葉樹の植栽試験を行い生育を調査した。保安機能維持のため長年用いられたクロマツを主体に生長・活着の良好な広葉樹を補助的に植栽する更新方法を検討する必要がある。
- 東北森林科学会の論文
- 1996-12-27