中等科音楽における教育実習の現況と課題 : 教育実習"振り返りシート"の考察を通して
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概要
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教育実習は、学生にとっては履修した教職科目に関しての学習成果が学校という実践の場で問われ、大学にとっては、教育実習生を通してその大学における教職課程履修生の指導に対して、外部から評価されることになるといっても過言ではない関門といえよう。 本研究は、尚美学園大学芸術情報学部音楽表現学科における教職課程履修生の教育実習「振り返りシート」の記述内容等の考察を通し、中等科音楽における教育実習の現況と課題を明らかにするとともに、今後の教科教育法等における指導のあり方や方向性等について、分析を加えながら述べるものである。研究の成果として、中学校と高等学校における教育実習内容の差異、生徒理解・生徒指導における教育実習上の課題、教育実習前に取り組ませておきたい教材や資料作成の方途、音楽科以外の教科等における指導課題、教育実習期間中の実習生の生活実態等が挙げられる。
- 2013-03-31
著者
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