中等科音楽における生徒の理解に着目した和器楽指導 : 「箏」を扱った授業における効果的な指導とは
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概要
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第7次学習指導要領(平成10年告示)において、中学校音楽科での和楽器指導必修が明示されてから約10 年が過ぎた。この間、中学校現場では、それぞれの学校の状況や生徒の実態に合わせて、楽器選択や教材開発等が行われ、指導法についての研究も進められてきた。取り扱われている和楽器は学校によりさまざまである。音楽科の授業以外でも、例えば、「総合的な学習の時間」や「選択授業」等において和楽器を取り扱った取組が展開されてきた。本稿では、「中等科音楽における生徒の理解に着目した和楽器指導」という主題の下、特に「箏」を取り扱った授業における効果的な指導法について、中学校における和楽器指導の実態や学習指導要領の変遷・記述内容、教材選択や教材作成、教材活用等を考察し、中学校音楽科及び高等学校芸術科音楽の授業における生徒の理解に資するものである。
著者
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