構文解析を必要としない主語動詞一致誤り検出手法(教育工学)
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概要
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本論文では,英文における主語と動詞の一致に関する誤りを検出する手法を提案する.提案手法の特徴として,誤り検出の際に必要となる主語と動詞の関係を構文解析を利用せずに抽出するということが挙げられる.構文解析を利用する代わりに,英語の性質に基づいた規則により近似的に主語と動詞の関係を抽出する.その際に必要となるのは品詞解析と句解析のみである.抽出された主語と動詞の侯補に対して検出規則を適用することで一致誤りを検出する.評価実験の結果,提案手法は構文解析を利用した手法より性能が良く,比較的文長が短い学習者の英文に対して特に有効であることを確認した.
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 2013-05-01
著者
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