親の育児力を高める子育て支援に関する研究 -父親が育つ支援を考える-
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概要
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筆者は2005年に「次世代育成研究・児やらい」の第2巻で「親の育児力を高める子育て支援」というタイトルで、筆者の主宰する「わははの会」の実践事例をもとに報告をした。「赤ちゃんのいるお母さんが集まっておしゃべりをできる場所を作ろう」という目的で1985年に週1回自宅を開放するという形で始めた「赤ちゃんと遊ぶ会」は、参加者の年齢の幅も広がり、また母親だけでなく父親や卒会した子どもたちも巻き込んだ「わはは」として24年目の今も存続している。「わはは」は育児サークルであるが、小さな子と母親を元気にする活動だけにとどまらず、「夫婦仲良く楽しく子育て」を目指している。今回は「わはは」の活動の中でもとりわけ「父親が育つこと」の意義について考え、これからの育児支援の方向性を示唆していきたい。
- 尚絅大学の論文
- 2009-00-00
著者
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