「エネルギー・環境の選択肢」の問題点(<特集>今,日本の省エネを考える)
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概要
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The Japanese government proposed three kinds of options for energy and environment toward 2030 after the severe accident of the Fukushima Daiichi nuclear power plant on March 11, 2011. All of the three options assume drastic energy savings and increase in renewable energies. This paper summarized the options for energy and environment including assessments of the economic impacts of each strategy. In addition, the issues of the options particularly in the outlook of energy savings were discussed. After the nuclear power accident, drastic decreases in electricity consumptions were observed in Japan. However, the scenarios of the options assume much bigger energy savings even in the baseline scenario than those actually achieved after the 3.11. There are almost no historical evidences for decoupling between economic growth and electricity consumption increase not only in Japan but also in the world. Thus, it is still a challenging issue how to evaluate the economic impacts of the future energy strategy having a high consistency with energy saving outlooks.
- 2013-01-20
著者
-
秋元 圭吾
(財)地球環境産業技術研究機構(RITE)システム研究グループ
-
秋元 圭吾
(公財)地球環境産業技術研究機構
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秋元 圭吾
公益財団法人 地球環境産業技術研究機構(RITE)
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秋元 圭吾
(財)地球環境産業技術研究機構 システム研究グループ
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