森林・林業再生プランにおける人材育成と日本型フォレスターの意味(テーマ:新政策の狙いと限界,2013年春季大会)
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概要
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本論文では,第1に,林業の担い手の変化と現在,林業生産におけるフォレスター等の人材育成の必要性とその意味について,第2に,森林・林業再生プランにおける林業の現状認識と人材育成の議論の内容の検討を行い具体化の問題点について,第三に,日本型フォレスター育成の内容と具体化への問題点について検討した。その結果,明らかになったのは以下の問題点である。森林経営の担い手が決められなく,また,担い手と考えられていた森林組合には問題がある。森林・林業再生プランにおいて分散的な森林所有の問題に応えることなく,技術者の育成を解決策としている。地域の全体像を描けるフォレスターを育成する准フォレスター研修がはじまったが,研修には多くの問題点があることが明らかになった。
- 2013-03-00
著者
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