高齢者・低体力者対象運動プログラム開発 実施報告3 : 肩痛・肩こり改善運動プログラム実施者の状態不安に焦点をあてて
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本研究は、新しいタイプの本運動プログラムにより、状態不安及び身体感覚がどのよう変化したかの実施報告である。 結果は、以下のとおりである。 1)状態不安の変動は、運動前は最低23から最高57の範囲にあり、運動後は最低21から最高57までに変動した。状態不安の平均値は、運動前の39.80から運動後の32.70と変動し、有意な低下を示した。(p<.001) 2)アンケート調査より、その場で柔軟性や可動性が改善された。また、気分の改善や顔つきや顔色がプラス志向に変化し、心理的要因に変化が認められた。 今回の結果より、肩痛、肩こりの改善に心理的要因が関与しており、本運動プログラムを行うことによって、不安が低減し、身体的・精神的健康に有効であることが示唆された。
- 文教大学の論文
- 2009-03-01
著者
関連論文
- 高齢者・低体力者対象運動プログラム 実施報告(4)人工透析患者の日常生活動作(ADL)能力に焦点をあてて
- 高齢者・低体力者対象運動プログラム開発 実施報告③ : 肩痛・肩こり改善運動プログラム実施者の状態不安に焦点をあてて
- 高齢者・低体力者対象運動プログラム実施報告(2)膝痛改善運動プログラム実施者の状態不安と運動後の感覚に焦点をあてて
- 高齢者・低体力者対象運動プログラム開発 実施報告(1) : 状態不安に焦点をあてて
- 14-7-BDO-4 健康づくり事業参加者のライフスタイルの変容とウエルネスとの関連における研究(14.介護福祉・健康づくり,一般研究発表抄録)
- 高齢者筋力向上トレーニングがQOLに及ぼす効果
- 即時効果を特色として開発した運動プログラムの中長期的な適応の効果 : 低体力者を対象として
- 生涯スポーツライフに関する調査研究 : 私的ゴルフクラブサークルに着目して
- 生涯学習の実践的学修方法についての研究 : 諸方法の実際とその意義・効果について
- 高齢者・低体力者対象運動プログラム開発 実施報告3 : 肩痛・肩こり改善運動プログラム実施者の状態不安に焦点をあてて