在宅介護者のストレッサー評価尺度作成の試み (1)--イベント型在宅介護ストレッサー尺度の作成-- (経済学部特集号: 泉弘志教授、間野嘉津子教授退職記念号)

スポンサーリンク

概要

論文の詳細を見る
本研究は、在宅介護現場での有益なストレッサー尺度を作成するために松浦(2012)が整理・検討したイベント型ストレッサー90項目を改訂し、イベント型在宅介護ストレッサー尺度を作成すること、さらにその妥当性と信頼性を検討することを目的としたものである。各項目を検討し、項目数の削減・訂正を行った結果、6つのカテゴリーからなる18項目の尺度が作成された。完成したイベント型在宅介護ストレッサー尺度と心理的ストレス反応とには正の相関がみられ、尺度の妥当性と信頼性が確認された。本尺度により、介護負担をストレッサーの体験量として客観的に把握することが可能になると考えられる。
2012-07-15

著者

関連論文

スポンサーリンク