在宅介護者におけるストレッサー測定の方法論的問題点 (経営情報学部特集号)
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概要
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本研究は、既存の介護負担感を測定する尺度について方法論的視点から整理し、各尺度項目の内容妥当性を検討すること、さらに尺度項目をイベント型ストレッサーと慢性型ストレッサーに分類・尺度を再構成することを目的としたものである。介護負担感・介護ストレス研究で多く使用されている尺度13種類を測定し、尺度項目の内容妥当性を検討した。さらに、内容妥当性が高いと判断した尺度項目をストレッサーの持続時間に基づき、イベント型ストレッサー90項目と、慢性型ストレッサー149項目に分類した。今回、既存の尺度を整理・分類したことで、より明確に在宅介護現場でのストレッサーを評価することが可能になったと考えられる。
- 大阪経済大学の論文
- 2012-01-15
著者
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