天井吹出し天井吸込み方式データセンターのための実大模型実験と空調条件の影響の把握

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概要

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コールドアイル・ホットアイル方式のサーバラック配置を有するデータセンターに、天井吹出し天井吸込み方式の空調気流方式を採用した場合を想定した実大模型実験を実施し、各種制御変数が冷却性能に与える影響を検討した。消費電力に影響を与える空調機の制御変数として空調給気温度および給気風量を、室内気流状態の制御変数としてサーバラック上部への垂壁設置の有無および設置した場合の垂壁長さを様々に変化させて、室内各部の温度を測定した。また、これらの制御変数がサーバの冷却特性に与える影響を把握し、省エネルギー制御のための基礎データとしてまとめた。さらに、実験結果をラック給気面の冷却状態を評価する無次元評価指標RCI_<Hi>にて評価し、制御変数が与える影響をまとめた。垂壁が長くなると、RCI_<Hi>が許容値の上限を超える可能性があることを示した。
2013-01-05

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