幼保小接続期カリキュラムについての一考察 : 5歳児後半期に育てたい力と保育内容
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概要
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本研究では平成22年度に出された「幼児期の教育と小学校教育の円滑な接続の在り方について(報告書)」と横浜市、東京都北区の幼保小接続期カリキュラムを読み取り、接続期である5歳児後半期に育てるべき力とそれが小学校教育にどのようにつながっていくかを見通し、その時期の保育内容を検討することを目的とした。その結果「生活する力」「学びの力」「人とかかわる力」の三つの力を育てるような保育内容を考え実践することで、小学校教育のスタートをスムーズに始めることができると考えられた。幼児期の教育に携わる保育者と児童期の教育に携わる教員が互いの子どもの発達特徴や教育内容を理解し合い、接続期のカリキュラムを作成することで、見通しや振り返りに基づいた実践ができ、子どもの育ちも滑らかに進むものと考えられた。
- 2013-05-00
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