10F5 学び合いによる大学1年生の情報モラルに関する意識の変化 : 教員の情報モラルの指導に関する意識との比較から(一般研究 教材のディジタル化)
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概要
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本研究は,大学入学時の情報モラルに関する意識と教員の情報モラルの指導に関する意識を比較し,学び合いを強化した情報教育を通して学生の意識がどのように変化するか考察することを目的とする.相澤(2010)による小中高等学校の教員を対象にしたアンケート調査では,情報モラルに関する指導内容11項目の中で「プライバシーや人権」は,指導の必要性が最も高く,指導が最も容易であるとされている.しかし,首都圏にある文科系大学の授業で大学入学時の学生にどの程度説明できるか尋ねた結果,「プライバシーや人権」を含む全ての項目で否定的な回答が多かった.そこで,題材と学び合いを核にした授業で学生の意識が項目ごとにどのように変化するかをアンケート結果から分析する.
- 2012-08-25
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