奥行き方向での視線位置が表情知覚に及ぼす影響(コミュニケーション支援及びヒューマンコミュニケーション一般)
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概要
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本研究は、奥行き方向での視線位置が表情知覚に及ぼす影響を検討した。怒り、喜び、恐怖、または悲しみの感情を弱い強度で表す表情画像を加工し、近いまたは遠い視距離を表す視線位置のものを作成した。それらの表情画像と中立表情画像を呈示し、各画像に何らかの感情が表れているか否かを判断させた。その結果、恐怖と悲しみ表情への知覚感度は視線位置が遠い場合に高くなった。表情と視線位置に表出された視対象への接近-回避情報が一致すると、表情知覚が促進されるのだろう。
- 2012-05-15
著者
-
北川 智利
NTTコミュニケーション科学基礎研究所
-
小泉 愛
東京大学:nttコミュニケーション科学基礎研究所
-
白間 綾
Nttコミュニケーション科学基礎研究所
-
小泉 愛
NTTコミュニケーション科学基礎研究所
-
小泉 愛
NTTコミュニケーション科学基礎研究所:CREST(戦略的創造研究推進事業)
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