アセスメントに重点をおいた介護過程の教授法の検討
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
2009年度の介護福祉士教育課程改正では,「介護過程」が150時間の時間数を有するひとつの教科になる.しかし,介護福祉士養成の歴史は浅く,介護過程の展開方法は養成施設がおのおのの考え方で独自に行っているのが現状である.本学は,アセスメントに重点をおいた大学独自のアセスメントシートを作成し,(1)論理的である,(2)根拠がある,(3)基礎知識が必要であるということを柱に,介護過程の講義・演習,そして第3段階での介護過程の実習を行っている.本研究は,その教育指導内容とそれに伴う学生のアセスメント理解の変化を報告するとともに,学生が介護過程を適切に理解するには,アセスメントの重要性や,アセスメントするための基礎知識,介護の視点の必要性を認識し,論理的に考えることが重要であることを示した.
- 日本介護福祉学会の論文
- 2009-04-01
著者
関連論文
- レクリエーションと足浴が要介護高齢者に及ぼす効果(社会福祉学部)
- ここまでわかった鍼灸医学 : -基礎と臨床の交流-慢性疼痛に対する鍼灸の効果と機序
- 前額部への電気刺激に伴うヒト口唇部血流の変化
- ヒト脳機能に及ぼす鍼灸の効果
- 医療・介護福祉領域における東洋医学診断法に関する研究
- 029 「証」の定量化による東洋医学的画像診断(06 伝統的診断法)
- 009西洋医学的検査から診た未病(I)と東洋医学的証の診断から診た未病(II)(03病態(伝統医学)(2))
- 介護技術講習会受講者の意識の変化について
- 潜在的介護福祉士の介護現場への復帰の可能性 : 介護系大学卒業生に対する調査から
- 認知症高齢者施設における生活歴把握と介護職員の利用者への感情・思いの現状と両者の関連
- アセスメントに重点をおいた介護過程の教授法の検討