介護福祉職のコミュニケーションスキルに関する検討 : 自己評価から
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概要
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介護福祉専門職に求められる,最も重要な基本的技術としてコミュニケーションスキルがあげられる.高齢者の介護に実際にかかわっている職員は,自己のコミュニケーションスキルをどのようにとらえているのかを質問紙による自己評価で把握した.職種別では,寮母(父)と看護婦の間にはほとんど差はみられなかったが,ホームヘルパーと寮母(父)・看護婦の間には大きな差がみられ,施設と在宅という介護の場の違いが,コミュニケーションスキルの自己評価に反映されていた.経験年数でみると,どの職種も11年以上の自己評価が最も高く,それに比べて5〜10年の経験者の自己評価は低い傾向にあることがわかった.
- 日本介護福祉学会の論文
- 2001-10-01
著者
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