NPOによるヘルパー教育が介護福祉教育に与えた影響 : 『ヘルパー学園』の事例研究
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概要
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静岡県浜松市にあった「聖隷学園浜松衛生短期大学付属福祉医療ヘルパー学園」(以下,「ヘルパー学園」)は, 1978(昭和53)年5月から1987(昭和62)年の10年間にわたって,NPO(Non-Profit Organization ; 民間非営利団体)というかたちで介護福祉教育を行ってきた歴史がある.「ヘルパー学園」で行われていた講義科目や実習等は現在の介護福祉士養成カリキュラムに多くの影響を与えたと思われる.また,NPOというかたちでスタートした「ヘルパー学園」は,経営的には毎年,多くの赤字をだすことになった.しかし,創立者長谷川保の「世の求めているものを時代に先駆けてやる」というミッション(使命)と聖隷グループとの連携という「マネジメント」によってその危機を乗り越えていく.「ヘルパー学園」の事例は,NPOや介護福祉教育について多くのことを教えてくれる.
- 日本介護福祉学会の論文
- 2003-10-01
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