Focused Plenopticカメラにおける超解像に基づく高解像度なリフォーカス画像の生成手法(ナノフォトニクス・プラズモニクスおよびイメージセンサ一般)
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概要
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近年注目されているFocused Plenopticカメラは,メインレズと撮像素子の間にマイクロレンズアレイを備えているため,昆虫の眼で見たような複眼画像が撮像できる.この複眼画像において,各マイクロレンズを通過した光線がなすマイクロレンズ像を複眼画像内で一様の倍率で,補間により拡大して重ね合わせることで,その倍率に対応する距離に焦点を合わせた画像が生成できる.倍率を変えることで,焦点を合わせる距離を変化させるリフォーカス機能を後処理で実現できる.しかし,補間では,特に拡大率が大きい場合に,焦点を合わせたい距離の被写体の解像度が低い問題があった.そこで,複眼画像の画素が得られる観測過程の逆変換により,その解像度を改善する超解像の手法を提案する.実験により,解像度の向上を確認した.
- 2012-11-14
著者
-
田口 安則
(株)東芝研究開発センター
-
田口 安則
株式会社東芝 研究開発センター
-
山本 琢麿
株式会社東芝 研究開発センター
-
小野 利幸
株式会社東芝 研究開発センター
-
山本 琢麿
株式会社東芝研究開発センターマルチメディアラボラトリー
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