迷惑行為抑制に関する研究 : 心理的余裕・共感性が及ぼす影響について
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概要
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本研究では,迷惑行為の抑制要因として心理的余裕・共感性を取り上げた。質問紙調査を行なった結果,研究1では,遊楽性・計画性に基づく心理的余裕高群は低群に比べ,時間的環境的余裕低群は高群に比べ,友人に対して迷惑行為を実行することが示された。場面想定法を用いて検討した研究2では,心理的余裕の効果はみられず,友人に対する電話場面のみで,場面における認知的共感性及び情動的共感性が迷惑行為抑制と関連していた。
- 2013-03-00
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