教育研究論文執筆に関する意義と課題に関する考察 - 自治体間比較を通して -
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概要
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本稿は、福岡県内の校長を対象としたアンケート調査結果の再分析を行い、教育論文執筆に関する自治体間の差や、今後の課題等を析出することを目的としている。再分析の結果から得られた示唆としては、自治体間によって執筆者側の取り組みや認識に差があることが明らかになった。県全体的な傾向として、執筆行為そのものには意義を感じているものの、時間的なゆとりのなさや、時宜に沿った課題が執筆のテーマとなり本来的な機能を果たし得ていないこと等が示された。結語には、今後の教育論文執筆の展望を提示している。
- 2013-03-00