頭部の動きに対応した視線座標で対話するヒューマンインターフェースの構築(入力インタフェース,SNS,ライフログ活用技術,オフィスインフォメーションシステム,ライフインテリジェンス,一般)
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概要
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現在,我が国では,加齢だけでなく,事故や難病の発症により,日常生活を営むのに支援の必要な人が増えている.このことから,寝たきり者の日常生活支援を目的とした福祉機器の開発への期待が高まっている.したがって,筆者らは,人間の最終残存機と言われている"眼球の動き"に伴う視線を利用して操作するヒューマンインターフェースの構築を目指している.これまでに,眼球の動きを2次元座標で測定するシステムの構築には成功している.しかし,視線は眼球の動きだけでなく,頭部の動きによっても変化する.そこで,本研究では、角速度から頭部の運動が測定できるシステムを提案する.そして,検証実験では,実際にプロトタイプを構築し,日常生活における頭部の運動の測定実験を試みた.その結果では,頭部の動きが高い正確度で測定できることを示した.さらに,リアルタイム計測では,頭部の動きをディスプレイ画面に軌跡で表示した結果について述べる.
- 2012-03-01
著者
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