米国におけるセール・リースバックをめぐる会計問題 : -第2次大戦後約5年間にわたるリース金融の利用と会計に焦点をあてて-
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
米国では、第二次世界大戦後、急速にセール・リースバック取引が主にチェーン・ストア等の大規模小売業において利用され、その後一般事業会社の機械設備等に関してもその取引スキームが広範に利用されていった。本論文は、米国のセール・リースバックの歴史的経緯、種々の形態、契約内容を詳細に検討した上で、それによって惹起された会計・監査の問題および当時設定された財務会計基準、会計調査公報(ARB)第38号、証券規制当局が公表した会計・開示ルールの内容、および注記開示の実態を当時の会計基準設定の発展の度合の視点から考察する。
著者
関連論文
- アメリカ鉄道会社に関するリース会計の考察 -20世紀初頭における鉄道車両設備リースに焦点をあてて-
- 中国の銀行会計制度と不良債権処理
- 未履行契約とリース会計 : その歴史的変遷とG4+1基準案
- FASB/IASB公開草案「リース」の考察(1) : -レシーの使用権会計モデルに焦点をあてて-
- 米国のリースの歴史と会計問題
- リース会計における残価保証の測定論
- 現代会計の課題 : 公正価値測定 ([第2部]論文集)
- 公正価値会計に関する一考察 : SFAS第157号の概要と影響
- George J. Benston他 『世界の財務報告-その展開と会計基準の将来』 企業財務開示の多様性と比較考察(第9章)
- 国際財務報告の潮流と日本の対応
- George J. Benston他 『世界の財務報告-その展開と会計基準の将来』 グローバル財務報告基準の確立と執行(第10章)
- リース取引の本質と会計処理
- リース測定論の考察 : リース会計における公正価値導入理論
- リース会計基準の変遷とその批判的考察
- リースとその他未履行契約に関する会計上の認識 : G4+1基準案での未履行契約とリース
- リース資本化の理論と推定資本化
- 現代会計の課題 : 公正価値測定 ([第2部]論文集)
- FASB/IASB公開草案「リース」の考察(2) : -レシーの使用権会計モデルに焦点をあてて-
- パーセンテージ・リースをめぐる会計問題
- 米国におけるセール・リースバックをめぐる会計問題 : -第2次大戦後約5年間にわたるリース金融の利用と会計に焦点をあてて-
- 現代会計の課題 : 公正価値測定 (第2部 論文集)