小型タワーヤーダを用いた列状間伐の間伐効果(I) : 間伐による樹冠の占有面積変化
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
高性能林業機械の性能を生かす列状間伐と従来の非列状間伐の間伐効果を,メッシュ法を用いて,間伐前後の各立木の占有面積変化で検討した。列状間伐の間伐効果は従来の非列状間伐に若干劣るが,伐採列間の近傍の立木を必要に応じて伐採することにより,従来の非列状間伐とほぼ同様の間伐効果が得られることがわかった。列状間伐は作業能率が高く,その集材線が次の間伐や保育作業に利用できるという長所もある。
- 1999-03-25
著者
関連論文
- 将来を見据えた試験研究--機械の時代は人間の時代 (特集 高性能林業機械をどう活かす)
- ブナ-ホオノキ林分の林分構造とホオノキ実生稚樹の生存
- マツノマダラカミキリに対するクロアリガタバチとサビマダラオオホソカタムシの寄生実験
- マツノザイセンチュウ抵抗性アカマツの特性 : 種子生産性と実生後代の抵抗性
- 小型タワーヤーダを用いた列状間伐の間伐効果(II) : 目視による間伐効果の判定
- 小型タワーヤーダを用いた列状間伐の間伐効果(I) : 間伐による樹冠の占有面積変化
- 小型タワーヤーダを用いた列状間伐の間伐効果(III) : 伐採帯の合理的な配置法
- プロセッサの作業特性 : 造材材積と造材長による能率の評価の比較
- 小型タワーヤーダの集材能率と経済性 : 実証試験結果からの試算(経営・利用)
- 岡山県林業試験場だより
- 小型タワーヤーダの先柱としての立木の特性 : 実用強度と過負荷時の挙動(利用)
- タワーヤーダによる集材作業事例 : ハイリードによる集材作業