骨格基の異なる液晶によるPVCi配膜向の容易軸への影響(発光型/非発光型ディスプレイ)

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概要

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直線UV光照射により偏光方向と垂直に液晶分子が配向するポリビニルシンナメート(PVCi)膜は,ラビング処理によってラビング方向と垂直に配向するとされてきた.しかし,液晶材料によっては配向方向がラビング方向と平行に発現することを見出し,この液晶材料の特徴として液晶分子の化学構造において両末端がアルキル基であり,極性基を持たないことを明らかにした.本研究では,異なる配向容易軸方向を発現する液晶の混合系において配向の変化を調べ,液晶分子の化学構造の違いによる配向への影響を明らかにした.さらに,液晶の混合率によって方位角アンカリング力を制御できることを示した。
2012-01-02

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