小学校教員養成における理科の授業改善(I)
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概要
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小学校理科を自信をもって教えられる教員養成システムを構築するのが,新生の大学での実践的研究であると位置づけた.最近の教育現場では,どちらかというと,理科を教えることが,苦手な先生が多いという報告があり,養成段階では苦手意識を克服すべきであると考えた.今回の研究の狙いは以下の点に重点をおいた.(1)教壇にたって自信を持って教えられる(2)教材研究を常時行える(3)グループで議論しながら授業をつくれる(4)多くの学生,教員等に授業を見てもらえ,その中で種々のコメントをもらい,それを教師力向上に使える(5)他の学生たちの模擬授業を見て,コメントでき,自分の力もつけられる(6)模擬授業,教育実習の授業,現場の授業の違いを認識できる(7)理科の授業のために,理科(科学)関連の情報を収集できる(8)理科を学び直ことができる等を考えながら効果的な模擬授業の検討を行った.途中段階であるが,方向や方針等に関してまとめたので報告する.
- 仁愛大学の論文
- 2010-12-30
著者
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