アセンブラプログラミング演習における学習者のための答案プログラム分析支援システム(若手フォーカス企画/一般)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
アセンブラプログラミング演習において,誤りとされた答案の誤りの原因を特定できないため,演習を途中で放棄しまう学習者が存在する.これは,プログラムの理解-演習問題では,制御構造,計算機リソース制御,および振る舞いの理解を問われる-が不十分であることと,アセンブラプログラムは命令数が多くなるため,先述の誤り原因の特定作業が複雑になることが原因であると考えられる.また,問題文の要求の誤解や,チェックすべき箇所が増えることによる見落としにより,要求を満たしていない箇所に気づかないことも原因であると考えられる.そこで,本研究は学習者によるプログラムの理解を通じた誤り原因の特定のための支援情報を生成する機能の開発を目的とする.この機能の実現には,チャンク,動的逆方向スライス,および正解例を用いることが特徴である.評価実験では,提案する支援情報が誤り原因の発見に役立つことが有意に示された.
- 2011-12-01
著者
-
山本 大介
名古屋工業大学大学院工学研究科
-
立岩 佑一郎
名古屋工業大学大学院工学研究科
-
高橋 直久
名古屋工業大学大学院工学研究科
-
立岩 佑一郎
名古屋工業大学
-
高橋 直久
名古屋工業大学
-
山本 大介
名古屋工業大学
関連論文
- オンラインビデオアノテーションの現状と課題
- モバイルマップのための意味包含関係に基づく複合アイコン生成方式(情報検索 Web情報システム,データ工学論文)
- D-15-37 チャンク分解機能に基づくアセンブラプログラミング演習支援システム(D-15. 教育工学,一般セッション)
- 仮想化技術によるネットワーク管理者育成支援システムにおけるサーバOSインストール演習環境の開発(e-Learningコンテンツ/一般)
- トラヒック特性に基づく近似機能を有する空間分割型パケットキャプチャシステム(トラヒック計測・制御,NGN,VoIP,コンテンツ配信,IPv6及び一般)
- 近似機能を有する空間分割型パケット分類器(分散システム運用・管理)
- 状態遷移図に基づく分散アプリケーションの動作監視システムの設計と実現(インターネットの新しいサービスとその基盤技術及び一般)
- 内容と数量に基づくパケット選択プロセッサの実現と評価(インターネットの新しいサービスとその基盤技術及び一般)
- トラヒック特性に基づく近似機能を有する高速パケットキャプチャ(通信プロトコルと分散処理)
- トラヒック特性に基づく近似機能を有する高速パケットキャプチャ(セッション4 : 通信プロトコルと分散処理)