可用性・運用性を向上するサービスルータ冗長構成の検討(一般,モバイル,アドホック,ユビキタス,無線,セキュリティ,マルチアクセス,アクセスネットワーク・UserNetworkInterface,Homeネットワーク,一般)

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概要

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キャリア網の入口に配置するエッジルータには、ユーザ管理やサービス制御機構が配備されており、高い可用性、運用性の向上が求められる。そこで、可用性・運用性の向上と、装置設置コストの低減を目的に、エッジルータのN+m冗長構成のための検討を行ってきた。著者らはこれまで、障復旧間隔を延ばしたとき、予備装置を1台設置することで、可用性・運用性を向上出来ることを示した。また、切替動作の検討として、エッジルータで設定するユーザ情報の高速な移行方法を提案してきた。本稿では、装置構成の検討に当って、エッジルータで故障が発生した時の影響度合いを定量化し、故障時の影響度合いを考慮したN+m冗長構成の設計手法を提案した。また、ユーザQoE(Quality of Experience)の向上を目的に、通信の復旧を要望するユーザの情報を優先的に設定するための手法を提案した。
一般社団法人電子情報通信学会の論文
2011-12-08

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