ブロードバンド時代における双方向用広帯域音声符号化の標準化と最新動向
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概要
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音声コーデックでは従来伝送速度の限られた通信路で信号を効率的に伝送するために,信号処理技術を用いてビットレートを下げることが求められてきた.しかし近年の通信技術の目覚ましい発展により,音声を伝送するネットワークの性質は変化し,同様に音声コーデックに求められる条件も多様化するようになる.例えばIP網に代表されるブロードバンドネットワーク上においては,これまでのアナログ狭帯域の電話に代わり,より自然で臨場感のある広い周波数帯域を持つ音声通信サービスが可能である.それに伴い,利用シーンに応じて音声コーデックを取り扱う標準化団体も多様化してきた.本稿では,最近の音声コーデックの標準化技術とその標準化について,多様化する技術のトレンドと今後の動向について解説する.
- 2012-06-01
著者
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佐々木 茂明
日本電信電話株式会社NTTサイバースペース研究所
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日和崎 祐介
日本電信電話株式会社NTTサイバースペース研究所
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佐々木 茂明
Ntt サイバースペース研
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日和崎 祐介
日本電信電話株式会社NTTメディアインテリジェンス研究所
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